『蒲団』。田山花袋。
皆さんこんにちは、こんばんは行政書士事務所Link-Upの村野です。
ようやく休みボケから平常運転の身体に移行してきたところなのですが、年を重ねるごとに、家族みんなで一晩かけて温めた極上の布団から洗濯物を干すために極寒の外に勇気を振りしぼって一歩出る時間が長くなってきました。
その時に頭の中に流れてくるのはやはり娘が今一番この世の中でリスペクトしている存在である、アンパンマンのテーマソングのこの部分の歌詞。
「そうだ。おそれないで。みんなのために。愛と。勇気だけが。友達さ。」
あっ。歌詞を句点で分けるだけで、大人な雰囲気が漂いますね。
これを動画で一文字ずつ表示したら、洋画のSF超大作のトレーラーに、
黒バックの白文字で、縦横斜めに無作為に羅列したらエヴァンゲリオンのサブタイトル風に。
「何でも空想で考えず、物に
当たって活発にやるがよい。
その時に出てくる知恵は、
空想でこねまわしたもの
より、ぐっと生々している。」
というわけで最近、弊社では2つのチラシを配布しております。
一つが建設業者様を対象としたもので、もう一つはそれをさらにターゲット絞ってHPを持っていない建設業者様を対象としたサービスのキャンペーンのチラシです。
こういったものを作るにあたって、サービス対象者の事を考えて作られているかの視点がものすごく大事になってきます。
特に士業の扱う法務サービスは意味の分からない単語、簡単なことをわざと難しく言いまわして混乱させる文章を相手にしているため、それがそのままクライアント様や新規のお客様に向けられてしまうとあっという間に目を背けられがちです。
ですのでできる限り客観的な目線を意識したデザイン提案を行うのですが、私たちの目線だけでは完璧なゴールに行き着くのは難しいことだなと思う今日この頃です。
それを感じたのは、今日某宅配すし屋さんのチラシが投函されていたので、試しに見てみました。そのチラシは年末年始の宅配予約をターゲットに作られていたものの余りだったみたいで、キャンペーンも今年の1月31日までと日がギリギリのものでした。
もっと早く配ればよかったのに。。。あれっ。。。この視点てすでに顧客視点じゃないのかも。。。
もしかしたら何も意識せず受取った人には、「期限が過ぎてるけど、某宅配すしの新しいメニューが載っているしとっておこう。」みたいなことになるのかもしれません。(でもやっぱりキャンペーン期間を有効に使った時期に配布したいですが。)
今やっていることが正しいかを判断するのは残酷だけど数字という結果だけです。
HPアクセスが上がってる?問合せ件数あがってる?これが受任につながっている?
これらのどの段階でつまずいているかで、どこに修正をかけていくべきかを判断します。
HPアクセスがないのは、それに誘い込む手段に問題がないか。
HPアクセスが上がっているのに問い合わせ件数が上がらないのはコンテンツに問題がないか。
問い合わせ件数が上がっているのに受任件数が上がらないのは、サービスを提供する我々に問題がないか。
こんなことを仕事中でもプライベートの時間でも考えて、それを解決するために人に相談したり、書籍から学んだりするのが楽しい今日この頃です。
それでは皆さんごきげんよう。