法定外労働災害補償制度ってなんだろう
こんにちは。
あっという間に2018年も終わりに近づいて、その速さにびっくりしています。
Link-upに入社して、約半年がたちました。
最初は住民票1つ郵送請求するのにも相当な時間と労力をかけていましたが、最近やっと焦らず落ち着いて手引きを読むことができるレベルになりました。
11月には新メンバーが加入し、今まで村野さんと木村さんによって作り上げられていた個性的すぎる事務所の雰囲気が、福本さんが入ったことで少し中和されてきました。
一安心です。笑
入社当初から担当させて頂いている建設業の業務についても、やっとやっと全体像が見えてきた感じです。
最初は焦りもあり手引きの見方すらままならず、とんでもない書類を持って県民センターへ通っていました。初めて経審の申請に行った時は、酷過ぎて補正の印鑑すら押してもらえないという経験もしました。
ですが、その時に沢山の時間をかけてご指導頂いた経験は本当に貴重なものでした。
手引きの見方や全体像が見えてきたので、今後はどんどん実践の場で応用力を鍛え、
必要な申請や問題点を完璧に把握する力を身につけていきたいと思っています。
先日テレビで林修さんが、「2年までは質より量。2年を過ぎたらそれが質となる。」(リクルート、ライブドア、ZOZOTOWNなど名だたる企業に携わった田端信太郎さんの言葉だそうです)とおっしゃっていて、その考え方にとっても感銘を受けました。
今は質だけにこだわれるレベルではないので、とにかく案件をこなして経験を積み、「質の高め方」を理解し実践できるところまで、まず到達したいなと思います。
そんな風に量をこなして行く中でも、分からないことに関してはしっかり調べ、自分の知識にすることも心掛けていきたいと思っています。
最近お客様に質問されてきちんとした説明ができなかったものの中に、「法定外労働災害補償制度」がありました。これに加入していると経審で加点となる為、お客様からよくお預かりする書類です。
「法定外労働災害補償制度」とは、政府が行っている労働災害補償制度(通称労災保険)に上積みして労災補償を厚くする制度です。
経審では、①(財)建設業福祉共済団 ②(社)全国建設業労災互助会 ③全国中小企業共済共同組合連合会 ④(社)全国労働保険事務組合連合会 ⓹民間の保険会社 との間で、一定要件を満たした保険契約を締結している場合にのみ加点されます。
要件とは、
・業務災害および通勤災害を担保
・直接雇用関係にある職員および下請負人の直接の雇用関係にある職員
・死亡および障害等級第1級から第7級までにかかるすべての身体障害
・すべての工事現場において適用がある
・審査基準日時点で保険契約等を締結している
・法定保険である労災保険に加入している
となっています。
上記の要件を満たしている場合にどの程度加点されるかというと、総合評定値の点数に換算して21点です。
総合評定値に占める「その他審査項目」(社会性等)のウエイトや内容は少しずつ改善されているということなので、もっともっと重要性が認識されることで、働く人にとっても良い影響が及んでいけばいいなと思います。