行政書士事務所Link-Up 広報ブログ

行政書士事務所Link-Upではたらくスタッフのブログです。

新しい風を取り入れる。

皆様、こんにちは、こんばんは。

村野です。

最近気温が一気に下がったせいか、我が家は風邪でHP・MPが少なく、ステータス表示が瀕死のオレンジが続く状態です。

病院にいって、風邪薬をもらっても回復しないので、本当に今年の風邪は本当にしつこい。皆様もゾクゾクっと来たら早めのアレを飲んでください。

さて、本日は背伸びをしすぎて空を飛べるぐらい私には難しい

「生産性向上特別措置法による支援」を題材にしたブログを書こうと思います。

 

今までのおばーちゃんの家で出されるカルピスぐらい薄い内容のブログを上回る

 

むしろこれ水じゃね?というぐらい薄い内容でお送りしますが、参考文献は信頼できるところから調べて書いてますので暇つぶしに見ていただければ幸いです。

この前置きの長さですでに雲行きが怪しいですが本題に行きます。

昨今、日本の偉い方々は中小企業の業況が回復傾向にあるとうたっておりますが、

中小企業の実態はというと、労働生産力は伸び悩みの状況です。

大きな原因としては少子高齢化や人手不足、働き方改革への対応など事業を取り巻く様々な環境に問題があることからだと思います。

改正入管法による外国人受け入れの拡大など手を打っておりますが、本来的な姿は高度な人材を日本に集め日本経済発展にその力を発揮していただく、または日本の素晴らしい技術を外国人の方にも提供し、相互に更なる発展を生み出すことかと思いますが、この状況だとただの人手不足への穴埋めになってしまう可能性がありますよね。

 

さて、それを解消するための対策ではないですが、

国ではそんな大変な状況下にある中小企業の事業環境を手助けするために、生産性向上特別措置法による「先端設備等導入計画」という支援がはじまっております。

簡単に言うと「古くなった設備を新しく」ちょっとカッコつけて言うと、老朽化が進む設備をAI、IOT技術による高度な設備に一新することで労働生産性を高める支援になります。

こちらは補助金のような感じで、受けるにあたっての要件は。

 

①企業規模の要件

 

資本金額又は出資の総額が5000万円以下~3億円以下、従業員数が100人以下~900人以下の規模で営業する中小企業。(この書き方がわかりにくいですが、業種によって違うということです。)

 

②計画期間は3年間、4年間または5年間

 

③労働生産性向上の目標が年単位で3パーセント向上する計画であること。

 

④導入する技術が先端設備に該当するものであること。例えば、

 

⑤③の結果が④の導入と直接関連していること。

 

ざっくりいくとこんな感じです。

 

おそらくこの要件をクリアするにあたって一番ネックになるのは、先端設備導入により、将来性を見据えより効果の高い結果を出せるであろう計画策定ができているかどうかになると思います。

設備投資は変えるのに莫大な費用をが発生するものが多いため、使えるギリギリまで買えないという選択肢を取りがちですが、経年劣化が進むと非効率産み、最悪重大な事故を引き起こす可能性があるため頭を悩ませるところかと思います。

それが新しい先端設備の導入に国や地方公共団体が後押ししてくれるというのなら、手を出しやすいかもしれませんね。

 

因みに、こういった国や地方公共団体が手助けをする、中小・小規模事業者向けの補助金制度はたくさんあり、我々の業界でも取り扱っている事務所はたくさんあります。(もちろん弊社でも)

 

補助金のように経営計画が重要になるものは、補助金や御社の事業に対する知識経験が高い人に頼むことが大事ですが、経営に関わることはデリケートな部分で、特に経営をされている方々は確固たる信念や素晴らしいこだわりがあるかと思います。

新しいものを取り入れるために動き出そうとしている事業者様は、考えや思いに対して、トップダウンでなく、理解をしながら二人三脚で進めてくれるような事務所に出会えるよう願っております。

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