行政書士事務所Link-Up 広報ブログ

行政書士事務所Link-Upではたらくスタッフのブログです。

雇用保険の加入を証する書類について

明日からやっと少しずつ暖かくなるようですね。
先日東京で積雪があった日も湘南では殆ど雪は降らず少し残念でしたが、
ほんとに温暖で住みやすい地域だなぁと実感します。

 

今年は次男が小学校に入学するのですが、新生活へのワクワクよりも、
私自身5年ぶりに毎日の送迎とお弁当作りから解放される生活が待ち遠しくて
仕方ありません。
幼稚園の卒園は寂しいけれど、残りの登園数をカウントダウンしています。

 

最近Link-Upでは新たなサービスをご提供させて頂くことにしました。
建設会社様向けの定額サービスです。
3980円/月~と大変低額なサービスですが、効率を重視し省けるものは徹底的に省き、お客様が本業に注力して頂ける環境を整える為の必要な要素だけを盛り込んだ

充実の内容となっています。
お手伝いさせて頂く内容は選択されるサービスによって異なりますが、
ご準備頂く書類等、お客様にご協力頂かなければならない作業もございます。
それらについて、これからこのブログを使って分かりやすくご案内できたらいいなと

思っております。

 

今回は、よくご質問頂く社会保険関係の書類について書きたいと思います。

 

社会保険関係の書類は、経営事項審査や建設業許可の業種追加、

更新手続きの際に必ず必要となります。

まず労働保険関係の資料ついてです。

よく労働保険と言ったり、雇用保険と言ったり、最初は何が違うのだろうと思っていました。労働保険は、「労災保険」と「雇用保険」を総称した言葉です。

 

「労災保険」は、労働者が業務中または通勤中にケガや病気、あるいは死亡などした場合に給付される保険で、労働者(=アルバイト、パート、臨時雇い、日雇い労働者、外国人労働者等全てを含む)を1人でも使用する全事業が適用事業となります。

 

「雇用保険」は、労働者が離職した後に失業保険等を受けられるもので、

かつては失業保険と呼ばれていました。

こちらも基本的には労働者を雇用する事業である場合は加入が必要ですが、加入対象者は労働時間等の条件があり、労働者も費用の負担が発生します。

 

この雇用保険について、経営事項審査では「保険料申告書」のコピーと「通知書」を添付しなければなりません。

 

申告納付書の用紙は、毎年春(5月末頃)に送られてきます。
自社で申告納付されている場合は、保険料の計算をし、

「概算・確定保険料申告書」を所轄の労働基準監督署などに提出します。
その申告書のコピーが経営事項審査で添付する大事な資料となります。

また自社で申告納付の場合は上記の書類と対応する領収書の添付が必要ですが、
電子申請や委託の場合は必要な書類が変わってきます。

 

◆自社で申告納付(労働基準監督署に提出)・・保険料申告書コピー+対応する領収書
◆ 〃 (電子申請)・・申告書控コピー(到達番号、通知番号有)+対応する領収書
◆労働保険事務組合に委託している場合
       ・・・事務組合発行の保険料納入通知書コピー+対応する領収書コピー

 

これらは、決算日の属する年度の概算または確定分どちらでも大丈夫です。

経審を実施されている会社様は毎年発生している作業となって参りますので、
書類の管理なども含め色々ご提案させて頂き、お手間を最小限する環境作り等も目指していきたいと思っております!

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