行政書士事務所Link-Up 広報ブログ

行政書士事務所Link-Upではたらくスタッフのブログです。

補助金・助成金セミナーに行ってきました!

f:id:Link-Up:20181119135614j:plain

 

こんにちは。木村です。

 

今週は、水曜日の午前中に助成金と入札についてのセミナーに行ってきました。

場所は溜池山王です。湘南のほうからあの辺りに行くと、所要時間の割に結構疲れますね。(朝の通勤ラッシュでしたので)

あまり朝の時間帯に銀座線を使ったことがないのですが、溜池山王ってかなり人が多いんですね。あの辺には大きな合同庁舎があった気がしますし、そこの職員の方々でしょうか。いずれにせよ、溜池山王で働いているってだけでエリート臭がプンプンですね。東京丸の内のオフィス街などに並んであこがれの場所になりました。

 

人ごみに流されて会場についたのですが、受講される方々は、年配の男性の方が多い印象でした。テーマがテーマだけに経営者の方々が多いのでしょうね。

 

私、試験範囲が広め浅めのFPの資格はもっていますが、この分野(社労士や中小企業診断士の方々の専門?)は触れたことすらもあまりなく、楽しみにしておりました。以下にわか知識で失礼します。

 

補助金・・・経済産業省や中小企業庁の管轄、企業支援についてのもの、競争も激しい

助成金・・・厚生労働省の管轄、雇用関係についてのもの、要件を満たせば基本的にOK

 

ふとここで気になって調べてみたのですが、厚生労働省の助成金についての書類の作成や申請の代行は、社労士の業務に当たるとするのが厚生労働省および社労士会の見解みたいですね。それ以外の省庁に対するものは行政書士のようです。こういった職域の問題って、憲法の職業選択の自由として争われたことも踏まえて必要な規制だとは理解していますが、お客様の立場からするとわかりづらいですよね。(もちろんこの観点から見た際のデメリットでしかありませんが。)

 

さて、全国では合計で約10700件もの助成金や補助金の公募がされているそうです。

それぞれの自治体で要件などが異なり、さらに情報が一元化されていないため、情報を得づらい状況にあるようです。このセミナーの主催企業は、これを解消するために、助成金等に関する情報を載せるサイトをお持ちでした。今回のセミナーはこの宣伝を主目的としているようで、少し私が期待したものとは異なりましたが、サイト自体は便利で使ってみたいなと思いました。

 

ただ、便利なサイトがあるといっても、やはり申請に際しては必要書類を作成することが求められ、「条件が合致しているのに時間がない」なんてことはしょっちゅうみたいなので、自社に適した助成金等を有効利用するためには、あらかじめの準備が大切なようです。前年の補助金の募集状況から今年もやるのではないかとヤマを張ったり、ライバル企業がどんな補助金をもらっているのか検索したり、といった具合です。

 

ここまで書きましたが、経営行いながらこのような事前準備をするなんてことは結構難しいのでは・・・

お客様に能動的に情報提供ができるよう、常日頃からの情報収集が求められますね。情報提供には資格は関係ないですから、真にクライアント企業様のお役に立てる情報収集や提案を心がけたいと思います。