行政書士事務所Link-Up 広報ブログ

行政書士事務所Link-Upではたらくスタッフのブログです。

仕事の難しさ

 

こんにちは木村です。今週のブログを書きます。

 

最近建設業関係のお仕事の一部(本当に簡単な部分)をお手伝いさせてもらっているのですが、申請書等に記載する情報をお客様にお伺いする場面で難しさを感じています。

建設業関係に限らず、お客様の手をなるべく煩わせないように、なるべく少ないやりとりで必要な情報をすべて聞き出すことが大切だと思います。とはいえ、どうしても後から必要となる書類が出てきたりしますし、その書類等の名称も専門的な用語でわかりづらかったりして、そもそもの伝え方の部分からどうしたらよいのか悩んでしまいます。特に、これまであまり触れたことがない、かつ必要書類が膨大な建設業関連の申請はそれが顕著です。

経験を積んで、なるべく早く全体像を理解するように努めます。

 

さて、昨日(12/5)の新聞に、建設業界での賃金などの労働問題について監視する機関が設けられるとの記事がありました。来年の4月をめどに発足させるつもりのようです。先日もブログに書いた特定技能制度で日本にいらっしゃる外国人の方々に日本人と同等以上の待遇を用意しなければならないのですが、建設業は、特定技能1号・2号のどちらも適用される業種ですので、この制度は入管法の改正を意識した対応なのでしょう。

受け売りの知識になってしまいますが、建設業界では、その性質上から、他の業種に比べて労務管理が難しいとされているようです。また、技能実習性の失踪も比較的多いようです。

周辺の整備がなされることで、消極的な理由でなく、積極的な理由で日本が選ばれるような制度ができるとよいですね。

そういえば、先日、行政書士向けのセミナーに参加した際、建設業法の改正など、建設業界の改革についても小耳にはさみました。長時間労働の是正や、建設キャリアアップシステム(就業実績や資格のデータベース化により、労働者の処遇の改善、事の品質や効率化を図る仕組み)が予定されており、後者については来年4月から本運用となるようです。これ、技能者や事業者の登録が必要とのことで、早期に登録することで割引などの特典があるようですよ。国としては、運用開始後5年をめどにすべての技能者の登録を目指しているようですし、安いうちに手続きを行ってみてはいかがでしょうか。

 

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 今週は以上です。

知っているかどうか

皆さんこんにちは。こんばんは。

村野です。

 

先日はお宮参り無事に済ませました。

今回は初めてフォトグラファーの方に出張いただき、息子の晴れ姿や、みんなの自然な写真を撮っていただきました。

柏木さんの紹介で茅ヶ崎在住の小林鉄斎さんというフォトグラファーを紹介いただいたのですが、ワールド・フォトグラフィック・カップ2019ノルウェー大会日本代表として選ばれているすごい方で、茅ヶ崎イオンスタイル、湘南モールフィル、鎌倉パークホテルなど湘南地区を中心に個展も行っているみたいですので、ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

 

www.kobayashiphotostudio.com

 

さて、私は案件担当としては、貨物、産廃、農転を中心に担当させていただいているので、前回予告した通り今日は一般貨物の運輸許可に関するお話を少しさえていただこうかと思います。

 

さて、簡単にどういった申請かというと、乗物を使って行っている事業をやる場合はある一定の要件を満たすための準備をして、申請してくださいねということです。

 

これまでやらせていただいた経験からですと、

大まかにポイントとして抑えるところが、

①運送に使用する車両

②会社の施設情報(事務所、車両置き場、積替え保管場所、etc…)

③運送を行う従業員とそれを管理する人、車両の整備管理する人

です。

 

①の場合だと使用する車両の種類、権利関係、

②の場合だと不動産の権利関係、車庫証明は取れるか、

③労働条件、社会保険などの整備、運行・整備責任者の資格

①~③を満たすにあたっての事業資金の概算とそれを満たす調達方法

などがネックになります。

 

さて、こういった条件を満たしていざ申請、そして法令試験の案内が来て合格し、提出した内容を県が確認し問題なければ許可が下ります。

ここまで来たらあとは運輸開始までにやることは

許可が下りてから一年以内に

①運行・整備管理者の選任届

②運輸開始前の確認報告

③車両の登録

④運輸開始届

運賃料金設定届は許可が下りたらいつでも提出可といった感じです。

 

当初の予定通りいけば運輸開始までの道のりはそんなに大変ではないのですが、

問題が起こることもあります。

予定していた車両、不動産が手に入らなくなった、一緒に働くはずだった運転手や管理者がやめてしまったなど計画から外れてしまうことはどうしてもあることですよね。

こういった問題に対応しているうちに、気が付いたら1年過ぎてしまう。。。といったことだってないとは言えないです。

こうなったとき意外と冷たいのが一緒に二人三脚で歩いていたパートナー(弁護士や行政書士など)。

委任契約は各当事者がいつでも解除をすることができるため、これ以上やれないと思われたら逃げられてしまうなんてこともあります。

ここで差がつくのが知っているか、知らないかですが、限界はありますが期限は伸長できます。

 

原則期限を守らなければ事業廃止という頭でしか動けない人はそれをやろうとか、調べようというところに頭が回らない、もしくは頭を回さないのです。

 

これはあくまで一例ですが、こういった知っているかどうか、知らなくてもやる手立てを考え行動に移すかどうかは事務所のカラーですね。

私としては、体系的に行うことでスピード感を大事にはしますが、イレギュラーに対しても粘り強いアプローチで問題を解決に導いて、クライアントの方と信頼関係を築き上げることに力を注いでいきたいものです。

 

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納得感

皆様こんにちは。

村野です。

長男が生まれてから、里帰り、友達の結婚式、祖母の1周忌、行政書士試験などなどと色々あり、気が付いたら1ヵ月と22日もたっておりました。

明日は先日生まれた長男のお宮参りです。

場所は長女の時にも使った第六天神社というところですが、私と私の兄弟もお世話になった神社でこじんまりとしていてとても静かで人混みが苦手なご家族にはお勧めの神社です。

 

というわけで、試験勉強だからと言い訳して、伸ばし放題にしていた髪の毛を先日

カットしてきて、80年代メタルヘアーからさわやかサラリーマンヘアーに生まれ変わりました。

私は地元茅ケ崎にいるときは必ず同じ美容室を利用しております。

はじめそこに来た時の理由は「カットされているところが外から見えない」「店内の照明が落ち着いていて、清潔感がある」「電話の応対の感じがいい」といった感じでした。

この条件に該当する、美容室はおそらくたくさんあると思うのですが、そこを使い続けるとなると、それ以外の付加価値が欠かせないですよね。

例えば、定員さんの腕、トーク力、人柄、取り扱っている商品へのへのこだわりなど人によってどこに付加価値を置いて選ぶかは違ってくるかと思いますが。

 

この店を選んでいる理由として、家から歩いて3分圏内、最初にここを選んだ時に抱いていたイメージと誤差がない、こちらで使っているシャンプー、ヘアワックス(最近つけてないですが)の香りが気に入っているなど立地や商品などの条件が整っているというのも通い続ける大きな理由の一つです。

 

ちなみに私の行きつけの美容室はカットで消費税込み5000円ぐらいですので、決して安くはありません。ですので、立地や商品の条件が合うだけで使い続けるにはちょっと高いです。シャンプーなんて調べれば別でも手に入るでしょうし。

 

私の気に入っている理由はここで提供されるサービスがすべてにこだわりを感じるからです。

このお店では利用していた当初(10年以上前)からポイントカードがなく、顧客管理のシステムでポイントを管理してくれていて、たまったら勝手に料金から引いてくれます。今では普通なのかもしれませんが、当初だとこういうシステムを取り入れている個人店の美容室は私はいったことはありませんでした。技術的云々はさておき、このシステムを導入した理由が「ポイントカードだとお客様がなくされたり、財布に入れておくのが煩わしくなると思うのでこちらで管理することにしました。」ということでした。

 

また、先日切ったとき、私が最近デスクワークで太ったという話をしたところ、その人が成功したダイエット方法を教えてもらえました。

美容室には自分を整えに行くという目的があり行くと思いますが、ここに来ると美容にまつわる話をいろいろ教えてくれます。美容師だから髪のことだけでなく、肩こりの解消法、先日のメタボの解消法など、自分を整えながらさらに整えるための情報を得ることができます。(やるかやらないかは別ですが w)

この人はこういった話をするとき本当に私のためをおもって、楽しそうに話してくれます。

そういった対応をしていただけると、5000円に対する納得感が高く、むしろおつりがきますよね。

 

私どものようなサービス形態でもクライアントの方にいかに納得いただくかは大きな課題だと思います。

この業界もAI技術が発達によって、大きく働き方や立ち位置がかわると予想され、便利さにあやかれたり、逆に仕事を奪われたりといろいろな動きがあるかとおもいますが、人にしか生み出せない付加価値について常に考えて行動し、どんな新しい波が来ても揺るがない土台を築きたいと思います。

 

今週、柏木さんや木村さんが法律や許認可にまつわるブログを読んでからのこのブログで申し訳ないですがどうしても言いたかったので。

来週のサザエさんは、「カツオ神奈川運輸支局で緑ナンバーを取りに行く」をお送りします。

それではまた来週。ごきげんよう。

 

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海外にでかけてみて思ったこと

私事なのですが先月、上海にいってまいりました。

なぜ上海へ?

といいますと、ここ最近中国語の勉強を始め面白さに気付き実際に現地で実践してみたくなったからという事もあります。

が、子供達がディズニーランドに行きたいとうるさかったのと、母が美味しいものを食べに出掛けたい(蟹好きなんです、、、そう秋は上海蟹の季節!)と言い出したことがきっかけです。

 

皆様、御存知かもしれませんが、中国はネット検閲が実施されています。ちなみに日本では憲法21条2項で、「検閲は、これをしてはならない。」と規定されています。

中国ではFacebook、Twitter、Googleなども使用することができません。(使用する方法はあるのですが)

では日本より遅れているのではないか?と

そんな事はありませんでした。上海の若者は皆、日本と同じようにスマホでインターネット、動画や音楽を楽しんでいましたし、私もいろんな場面で現地の方が使用しているのと同じスマホアプリに助けられました。ディズニーランドではアプリで自分の分と同行者分のファストパスもとれるのです(感激。これは日本でも導入してほしい!)。

 

電子マネーに関しては日本よりだいぶ進んでいる印象をうけました。上海公共交通カードというもの(suicaと同じようなものですね)があり、電車、バスだけでなくタクシー、フェリーにも使えます。これは本当に便利でした。

 

滞在中はとにかく運賃が安いので地下鉄を活用し行動していたのですが、どの駅も案内表示が一目でわかる、人並以上の方向感覚は持ち合わせていない私でも、迷子になることはなかったです。

日本の乗り換えは普段行かない場所に行くとオロオロしてしまいます。きっと海外から来た方には相当わかりづらいのではないかと思います。

 

そして、あちらの方は人懐っこいのか、子供好きなのか、日本人だろうが言葉がわからなかろうが構わず話しかけてきます、少し困っていると助けを求めずとも手伝ってくれる方が多かったです。

そのようなお国柄である人達が、来日時にちっとも助けてもらえなかったなんて事であればきっと寂しい印象ですよね。おもてなしの国の日本、私も駅や道でなどで困っている様子の方がいたら人見知りをしまいこみ、少しでも助けになれるよう声をかけていきたいなと思いました。

異文化を感じられたこの旅はとてもたのしかったです。が、肝心の中国語会話の実践に関しては、レベル不足を痛感。日本でできる事をしながらまた再チャレンジをしたいです。

 

話は変わりまして、今、入管業務に関わらせていただいています。

外国人のかたの在留申請に関わるお仕事です。

まだまだ業務については勉強中なので、今回はふれず、またそのうちという事にしておきます。

第一に依頼をいただいた方の力になれるよう考え、精一杯がんばっていきたいと思います。

それでは、今回はこのあたりで。失礼いたします。

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入管法改正にあたって思うこと

入管法改正にあたって、子を持つ母の視点で今日はブログを書きたいと思います。

 

我が子はインターナショナルスクール(幼稚園)に通っています。

通わせた理由の1つは、幼い頃から英語に触れることで言葉の壁を感じることなく職業選択の可能性を広げるきっかけにしてほしいということ、あとは将来困難なことや解決し難いことに直面した時に、「世界は広い」ということを知っていてもらいたい、という気持ちからでした。

 

幼稚園自体の方針も、英語をきちんと勉強するということは重視せず、多様な文化や人種に触れ、日本だけでなく国際的にコミュニケーションを図ることができる人材の育成を教育方針としており魅力を感じました。

 

私自身は外国での生活経験もなく英語も話せないので、入園当初は様々な驚きと発見がありました。

例えばある日送迎バスに子供を乗せ見送っていると、ゆっくり動き始めたバスの窓からバナナの皮がポイっと投げ捨てられました。笑

するとバスが停まり、怒った日本人女性の先生が皮を拾いに降りてきました。

後から確認すると、皮を投げ捨てた張本人はオーストラリア人男性の先生でした。

オーストラリアではバナナの皮は肥料になるとして、土の上に捨ててもいいということになっているそうです。笑

信憑性は定かではありませんが、日本ではしてはいけないことだと子供達が先生に教え、子供達は、国によって様々な文化やルールがあるのだということを学んでいました。

 

入管法改正にあたって様々な懸念事項はあると思います。

でもそれ以上にいいこともたくさんある気がしてなりません。

 

「住みたい国ランキング」調査の結果を見ると、上位の国が選ばれた理由には、「家族で住みやすい」「子供の教育環境が整っている」というのは大きな要素になっているそうです。

外国人にとって家族で住みやすい環境や子供の教育環境の整備に取り組むことは、必ずしも外国人だけでなく、日本人にとってもメリットがとても多いものだと思います。

 

例えば、今小学校では5年生から英語の授業が実施されていますが、2020年からは3年生から英語の授業が始まります。

でもその授業内容は、英語を話すことができない先生が、なんとなくカタカナ英語で単語を教えているといったレベルに留まっているそうです。ネイティブの先生とコミュニケーションを取れるのはせいぜい月1回程度とのことでした。

英語に興味をもつきっかけ作りにはなるかもしれませんが、授業という意味においてはあまり質の高いものではありません。

そういう時にたくさんの外国人の生徒の力をかりることができたらいいなと思います。

色々な国籍の子供達が言語や文化を教えあう授業が実現したら、素敵すぎて私も受けに行きたくなります。

 

そのようなことを通じて外国人の子供が疎外感を感じることなく、母国や多国籍であることを誇りに思える環境作りをすることも、日本の魅力の1つになり得ると思います。

未だにある外国人という理由でのいじめを減らすきっかけになるのではないかとも感じます。

外国人を “外人”としてではなく、それぞれの“アイデンティティ”として

多様性を認め合わせることが教育のグローバル化の第一歩となり、私達の時代では

成しえることが難しかった国際的な人材の育成に貢献に繋がるのだと思います。

 

数年前まで日本の幾つかの公立小中学校で英語を教えていた外国人に伺ったのは、「英語は楽しい、英語でのコミュニケーションを通じて考える力や創造力を磨ける様な力を身に付けてほしい」と考えられたその方のカリキュラムは、各学校で批判を受け却下されてきたそうです。

きちんとアルファベットが書けること、難しい文法を覚えることのみを優先する日本の公立小中学校の学習方針に疑問を抱き、授業を持つことを断念したとのことでした。

日本は、これまでの教育の反省点を改善していくことも急務だと思います。

 

とにかく、外国人にとって魅力的な国にすることと、長期的な視点で日本に有益となることのバランスのとれた政策が実現されると、本当に素敵な国になっていくのだろうなと思います。その為には、私達大人が精神的なグローバル化を図るが必要なのだろうと感じます。

 

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秋の行事

 

 

こんにちは。

あっという間に11月も終わりですね。

ここから年末までは毎年一気に駆け抜けていく感じがします。

ここ何年か毎年年始に掲げている目標の一つに「写真の整理」があるのですが、もう既に5年位繰越し続けていて、何千枚もの写真が携帯やPCや棚のあちこちに放置されています。

今年こそはと思っていましたが、もうここまできたら今年もやらないですね。低コストで簡単で素敵に保存する方法を年内は探すところまでをまずは頑張ろうと思います。

 

10、11月は子供達の行事がたくさんありました。運動会やハロウィン、バザーなどなど。

特に運動会は早朝からのお弁当作りや場所取りで、親にとっても一大イベントです。

私が育った場所と比べると、この辺りは子供の人数が多く1学年5~6クラスあるのは当たり前。

 

校庭もとても広く、運動会で自分の子供を探し当て、最初から最後まで見届けることができる

ポジション取りをするのは至難の業です。

自分の子供が出る競技の時に最前列に辿り着く為、何個も前の競技から人込みに突入して右往左往していたり、常にマイ脚立を持ち歩いていたり、親も色々な工夫をしなければ自分の子供を視界に入れることすら難しい状況です。

 

そんな運動会の後には、毎年様々な意見が出るそうです。

そして改善が必要と判断された意見をもとに、翌年の観覧のルールが変更されます。

 

数年前までは、トラックの周りは全て観覧席。早朝の暗い内からお父さん達が並び、一度いい場所をキープすれば、あとは一日中その場所に座りながらゆったり観覧することができます。逆に場所取りに失敗すると、1日中遥か遠くから目を凝らして我が子を探さなければいけません。

公平性とお年寄りなどのことを考慮して様々な試みがなされ、今年はトラックの周りは全て立ち見席。

自分の子供の競技の時だけ立ち見席で観覧し、それ以外の時はトラックから離れた場所に設けられた各自のスペースに戻れば全員がハッピーという想定でした。

が、実際は回転が悪い上に、最前列から全員立っているので、下手すると我が子が一瞬も見られなかったなんていう人もいました。

 

何十回運動会を運営してきても、何千人もの人の理解を得て、多くの人に満足してもらう解決策を見つけるということは本当に難しいことなんだなと感じました。

 

最近仕事をしていて思うのは、相手を思いどんなに丁寧に対応しているつもりでも、きちんと理解せず自分の腹に落ちていないものに関しては、相手の満足感や安心感を与えることができないのだということです。

まずは担当の分野から丁寧に一つ一つ掘り下げながら勉強していき、実践で試行錯誤を繰り返しながら、お客様に本当に満足して頂けるサービスを提供できる様に着実にステップアップしていきたいと思います。

 

 

 

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事業協同組合の話

 こんにちは木村です。今週のブログです。

 最近、長距離を泳ぐと以前にも増して腕(三頭筋のあたり)が疲れるようになってしまいました。別に練習さぼっていたわけではなく、むしろ筋肉量自体は増えているとは思うのですが、これがあだとなっているのでしょうか・・・(遅筋と速筋ってやつなのか?)。仕事も勉強で忙しくて長時間を泳げないときは、インターバルトレーニングをやっていました。これが正解なのか間違いなのか、はたまた皆さんがどのようなトレーニングをしているのか知りたいです。

 このスランプのほか、最近買ったシリコンキャップの使いづらさも嫌になってきて、もう陸で走るほうにシフトしようか迷ってます。脱着がうまくできずに、その度に髪の毛が数本ぶちぶちと抜けるんです。塩素から頭皮を守るために布から買えたのに。

 

 さて、先日のブログでは会社の設立について触れたので、これに関連して事業協同組合について書きたいと思います。

事業協同組合とは、法人の形態の一つです。普段からよく聞く株式会社、合名会社、合資会社、合同会社(以下これらひっくるめて会社と表記します。)は会社法というメジャーな法律で定められているのに対して、事業協同組合は中小企業等協同組合法というあまり馴染みのない法律で定められています。(お恥ずかしながら、実は私は偉そうにできるほどこの法律を知りません。ですので、こういう制度があるのかという参考程度にお読みください。)

 会社も事業協同組合どちらも法人格をもって権利主体になりますし、似たような部分も多くありますが、理念や性格の面で異なっており、この違いが当然、設立のメリットにつながります。イメージとしては、事業協同組合は、事業者が集まってお互いに扶け合うための組織という感じでしょうか。

 会社は、利益追求を目的として設立されます。一方、事業協同組合は、組合員の経営の近代化、合理化、経済活動の機会の確保を目的とします。その活動の結果として剰余金を構成員に分配することがあるとしても、これが第一の目的ではありません。中小企業が集まり、一つの組合として法人格を持つことで、各々の組織を強化しようということです。

 具体的には、組合として資材等をまとめて購入して組合員に安く供給したり(共同購買事業)、組合員が生産したものをまとめて販売したり(共同販売事業)といった事業があります。(他にもいろいろとあるので、詳細は各県の所轄団体のHPなどをご覧いただきたいです。)

 このように、事業協同組合の相互補完により、業務の効率化やコストダウンが図れます。他にも、複数の事業者が集まることで、信用が上がり融資が受けやすくなったり、事業協同組合として補助金を受けられるといったメリットが考えられます。

 ただ、事業協同組合にも税金などのランニングコストがかかります。設立の際には、これらも考慮した予算収支表や事業計画書を用意する必要があるので、昨日の今日で設立ができるほど簡単なものではありません。また、4人以上の組合員が必要となります。

 ここまで堅苦しい感じで書きましたが、簡単に言うと、中小企業同士が集まって便利なサークルを作ろう、サークル名で売ったり買ったりといろんなことができますね ということですね。事業主が発起人となって普通の会社を設立することも可能ですが、事業協同組合においては加入や脱退が自由という点でも違いがあるでしょうか。

 

 以上、私の説明では、少しわかりづらくってしまっているかも知れませんが、この制度を知るきっかけになれば幸いです。この制度については代表が詳しいので、ご興味がある方は安心してお問い合わせください。

 

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